SEO 用語を AdWords に置き換えるとこうなる…

1月 27, 2010 | PPC広告全般, SEO 対策, 品質スコア

SEO の用語は広く知れ渡っているので、若しかしたら AdWords の用語も SEO 用語を使って説明すると分かりやすいんじゃないかと考えて、作成してみました。

Google SEO / AdWords どちらも同じ意味の用語は、省略します。

※ オフィシャルでも何でもありませんし、単なるネタ記事なので、楽しむ程度の軽い気持ちで読んでください。

Google SEO 関連用語 AdWords 関連用語
PageRank 品質スコア
被リンク クリック率
ドメインの歴史 アカウントの歴史
Content is King
(コンテンツが王様)
Relevance is King
(関連性が王様)
ウェブマスターツール 最適化タブ
GoogleBot AdsBot
??? Google AdWords Lab

以下、解説です。

PageRank = 品質スコア

PageRank が SEO の優越を決める指標であるのに対し、AdWords で広告の質を決める指標となるのが品質スコアです。

※ SEO に詳しい人から 『PageRank が全てじゃない!』とツッコまれそうですが、ここでは評価の指標という意味で使っているだけで、そんな深い話をしているのではいので、ご了承ください。

被リンク = クリック率

ユーザーによる評価の指標として、SEO では被リンク、AdWords ではクリック率が利用されます。

SEO には被リンクの質(質の高いサイトからのリンクは、より評価が高い)というのがあることを考えれば、AdWords にも質の高いユーザーのクリックは評価が高いなんていうアルゴリズムが、今後できるのかもしれませんね。(今の段階では冗談だけど、AdWords のプロダクト・マネージメント・ディレクター Nick Fox 氏も、『評価の指標がクリック率であることは、今後もずっと変わらないだろう!』と言っていたことを考えれば、そういう流れになってもおかしくない気がする… )

ドメインの歴史 = アカウントの歴史

SEO では古いドメインが評価が高くなる傾向にあるのに対し、単純に古いアカウントが高い評価を得るワケではありませんが、キーワードやクリック率の履歴がアカウント全体の評価として反映されます。

※ パフォーマンスの悪いアカウントの場合、それを捨てて、新しいアカウントを用意した方が良いという意味ではありません。(参考: 品質スコアの事実 – 週刊 第 2 号

Content is King(コンテンツが王様) = Relevance is King(関連性が王様)

SEO には、よく Content is King (コンテンツが王様)といわれ、良質なコンテンツを提供することを心がけるように推奨されていますが、Nick Fox 氏の言葉を借りれば、AdWords では関連性がそれにあたります。

つまり、アカウントを管理する時には、関連性にフォーカスするべきだと言う事です。

ウェブマスターツール = 最適化タブ

最適化をするためのデータ(情報源)となるツールが、SEO ではウェブマスターツールであり、AdWords では 最適化のタブにあたります。

このデータは、Google 側からみたデータという点でも相応しているのではないでしょうか…

GoogleBot = AdsBot

オーガニックサーチ用のスパイダーロボットが GoogleBot であるのに対し、AdWords 広告のランディングページをスキャンするために送られてくるロボットが AdsBot と呼ばれます。

SEO 同様に robots.txt で AdsBot をブロックすることも可能ですが、それをやったら品質スコアが極端に下がったというレポートも海外にはありました。(何の利益もないので、お薦めはしません!)

(参考: ページランク(被リンク)は、品質スコアに影響する?

??? = Google AdWords Lab(このブログです。)

あなたが思う、このブログと相応する “SEO ブログ” を教えてください。

下記より、コメント待っています♪

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